箱形ヒューム管
BOX HUME CONCRETE PIPE
箱形ヒューム管
箱形ヒューム管は当社のオリジナル製品で、主に道路側溝に使用されています。ヒューム管と同様に遠心力成型という製造方法によって製造されているため、ヒューム管のような高い強度と剛性を持っている他、製品が緻密に仕上がるので凍結融解作用に強くなり、寒冷地でも使用できます。
様々な形状、寸法をもつ製品であるため、街渠用(「安全で快適な自転車利用環境創出ガイドライン」に準拠)、中央分離帯用、トンネル側溝用、景観重視型などがあります。どれを使えばよいか迷っている方はご気軽に相談ください。
あいくる~愛知県リサイクル資材評価制度~
岐阜県リサイクル認定製品 エコ丸君
岐阜県リサイクル認定製品 エコ丸君
遠心力製法について
遠心力製法とは、高回転で型枠を回転させることにより、遠心力を利用して製品を打設することです。一般的な振動成型(流し込み成型)とは違いコンクリート中の内部組織を緻密にすることにより高強度になります。また、遠心成型時の型枠の微振動がコンクリートの締固め硬化をさらにアップさせ表面はより綺麗な仕上がりとなります。
遠心力製法の凍害(凍結融解作用)に対する抵抗性
遠心力製法を利用したコンクリート製品の代表例が電柱、パイル、ヒューム管、箱形ヒューム管です。遠心力製品にはAEコンクリートは用いません。遠心力製法ゆえの緻密さが耐凍害性を保っています。電柱は日本全国寒冷地でも多く使用されており、電柱が凍害により損傷を受けた事例は聞きません。
コンクリート二次製品の振動成型(流し込み成型)については、凍結融解抵抗性を増すためにAEコンクリートを用いることはある程度有効ですが、耐凍害性のメカニズム自体が遠心力製品と一般の流し込み製品とは違います。
コンクリート二次製品の振動成型(流し込み成型)については、凍結融解抵抗性を増すためにAEコンクリートを用いることはある程度有効ですが、耐凍害性のメカニズム自体が遠心力製品と一般の流し込み製品とは違います。
中部地方整備局の「道路設計要領」第3章 排水からの抜粋
図3-8 中央分離帯の排水の一例
注)1. 寒冷地において凍結融解の起こりやすい地区については遠心力方法で成型した製品を使用するのが望ましい。
注)2. 寒冷地において凍結融解の起こりやすい地区については空気量、スランプ等の製造工程についても確認を要する。
注)1. に対しては円形側溝について。
注)2. に対しては歩車道境界ブロックに対して。(振動製法のためAEコンクリートが有効)
注)1. は、中部地方整備局が遠心力製法に対して耐凍害性があることに対する、長年の信頼性の証です。
注)1. 寒冷地において凍結融解の起こりやすい地区については遠心力方法で成型した製品を使用するのが望ましい。
注)2. 寒冷地において凍結融解の起こりやすい地区については空気量、スランプ等の製造工程についても確認を要する。
注)1. に対しては円形側溝について。
注)2. に対しては歩車道境界ブロックに対して。(振動製法のためAEコンクリートが有効)
注)1. は、中部地方整備局が遠心力製法に対して耐凍害性があることに対する、長年の信頼性の証です。